体が変化しやすい40代 この年代から気をつけたい病気とは?

40代は体の曲がり角……と聞きますが、一体どのように体調が変化するのでしょうか。
あらゆる面で変化が見られますが、特に病気には注意したい年代です。
この先の人生のために40代の健康と病気について考えていきたいと思います。
健康は何よりもの宝物
体が健康でなければ毎日楽しく過ごせないばかりか、仕事もままなりません。
健康を害するとそれを元に戻すために「時間」「お金」「家族」が犠牲となります。
それをよく念頭に置き、健康が何より大切であるとしっかり認識しましょう。
では、40代からはどんな病気が増えてくるのでしょうか。
老眼

このような症状はまさに老眼の初期症状です。
老眼は目の中の「水晶体」が硬くなり弾性力が低下して、目のピント調整機能が衰えることが原因です。
物が見えにくい、と思ったらあまり目を酷使せず休ませましょう。
目の疲れがとれても症状が変わらない場合は一度眼科を受診することも大切です。
この年代には眼圧が高くなって視神経が圧迫されてしまい視野が欠けてしまう緑内障も
増えますので注意しましょう。
更年期障害
40代の女性は「更年期なんて早いわ」と思うようですが、実は早い人だと30代後半から更年期症状を訴えます。
更年期障害は閉経前後の10年程の間に女性ホルモンが減少することで体に様々な症状を引き起こす病気です。
主な症状は自律神経の乱れによる、イライラ、落ち込み、発汗、のぼせ、などです。
女性の更年期症状はホルモン治療でかなり症状を抑えられますので、医師に相談しましょう。
四十肩
その名の通り、40代以降の人の肩関節に起こる炎症です。
肩こりかな?と思う方が多いのですが、肩こりは筋肉疲労、四十肩は炎症、ここが大きく違います。
腕が横から上に上がらない、後ろに回らない、痛くて眠れない、といった症状が発現した際は要注意です。
老化で肩周りの筋肉が衰えて炎症が起きるのが原因ですので、日頃から適度に肩関節を動かして筋肉を鍛えてください。
メタボリックシンドローム

40代になると「メタボ健診」の対象となりますが、この病気はとても怖いので特に注意しましょう。
メタボリックシンドロームの人はそうでない人に比べ心臓病や脳卒中になるリスクが30倍以上高まると言われます。
メタボは体の中で内臓脂肪を蓄え、高血圧、高血糖、脂質異常の状態になっているのです。
こうなってしまえば血液はドロドロ、血管もボロボロで、いつ血管が詰まるかわかりません。
普段の食生活、運動不足、ストレスなどが大きく影響しますので、自分の生活をよく見直し、
野菜中心の食事、適度な運動、趣味や余暇でストレス発散、を心がけましょう。
40代でもまだまだ精力的に活動したいですね!
自分の体をよく観察し、病気が潜んでいないか日々チェックすることから始めましょう。