早めの対策が肝心!ボケを防ぐ3つの生活習慣とは?

「今何かしようと思ったんだけど……あれ?
何だっけ?
「久しぶりに会ったあの人、なんて名前だったかな?」
こんなことが頻繁に起こると、自分の脳は大丈夫だろうか? と心配になってきます。
まだまだ若いと思っても、脳の老化は着実に進み次第に物覚えが悪くなっていくものです。
今回は普段の生活でボケを防ぐ方法をご紹介いたしますので、ぜひ参考になさってください。
音で脳を鍛える
人間は音が聞こえると咄嗟にその音に対して脳を働かせて反応します。
そこで、日々の生活で音に耳を澄まして脳を鍛えるよう心がけてください。
*受話器は右耳にあてる*
右耳から聞こえた音はそのまま反対側の左脳にダイレクトに入り情報処理されると言われています。
この結果、耳で聞こえた情報をすぐに整理して理解できるので、聞こえた音に対する反応も早くなります。
*自然の音を聞くようにする*
風の音や鳥のさえずりには色々な音域の周波数が含まれており、これを聞き取ると聴覚が鍛えられ脳を活性化することができます。
普段の生活では低周波音域の音ばかり聞いているため、高周波音域の音を聞くと脳がそれに反応し色々な感情を抱くことができるようになるのです。
*普段聞き慣れない言葉や音楽を聞く*
普段あまり耳にしないものを聴くと、それだけで脳は活発に活動するようになります。
早口なお笑い芸人のコント、ラップ音楽、激しいロック、これらの一字一句を聞き取ってみましょう。
聴きなれない音を聞きとることは脳にとって最高のエクササイズになります。
色々なことに関心を持って意欲的に行動する

仕事場でも家庭でも、毎日なんとなく過ごしているだけではどんどん脳が老化してしまいます。
脳は動かさなければ鍛えられないので、自ら進んで様々なことに興味を示したりして脳を鍛えましょう。
朝の通勤時に通る道に咲いている草花の変化を感じ、その成長を脳に焼き付ける
電車の中で寝てしまう時間を週末のスケジュール計画を考える時間にする
仕事をしながら何でもいいので気づいたことはメモをとる
お風呂の時間にシャワーの音やお湯が流れる音に耳を澄ます
ニュースを見て疑問に思ったことはすぐにPCやスマホで調べて頭に情報を入れる
日常生活において、意外と無駄にしている時間はあるのではないでしょうか? そんな時間を生かしてみましょう。
指先を使う

痴呆症を患う老人のリハビリとしてもよく使われているのが指先のトレーニングです。
指先を動かす時は脳から指令が出続けていますので、脳はフル回転で活動することになります。
手先を細やかに使うような作業を日々の生活のどこかに取り入れてみましょう。
PCで文字を打ってみる
主婦の方は家計簿をPCでつけてみるのもオススメです。
ピアノやエレクトーンを弾いてみる
子供のおもちゃを使ってもいいでしょう
編み物をする
まずは簡単に自宅のちょっとした小物を作ってみてはいかがでしょうか。
手を使った料理をする
ピザ生地をこねたりパンバークをこねてその感触を手で感じるようにします。
そういえば指先って使ってないかも・・・そう思った方は少しずつでも指先を使うようにしてみましょう。
いかがでしたか?
「脳を鍛える」と聞くと非常に難しそうだなと思いますが、実は案外すんなり習慣にできるものばかりです。
同時に心を充実させたり、生活にメリハリを出してくれるのも脳の訓練の良い効果です。
早速毎日の生活に取り入れてみましょう。